ある年の年末、仕事関係や友人、職場関係などの人々に合計で100枚ほど年賀状を書くことになりました。

完全に印刷のみの年賀状というのは私自身もらってもあまり嬉しくないので、少しでも手書きの部分を入れなければ、と思い、パソコンで印刷したデザインに一言を添えて年賀状を送ることにしました。

個人としてはかなりたくさんの量なので、12月のはじめころから作成をしようと思っていたのですが、やはり年末は非常に忙しい季節。

仕事のほうもいろいろと追い込みの時期になり、やむなく休日出勤をしなければいけない日も出てきたため、気がつけばもうクリスマスも過ぎていた・・・そんな時期になるまで1枚も書けないまま、年末の休みに入ってしまいました。

今からとにかく書かなければ!と思うものの、100枚という数に、印刷をするだけでもちょっとした作業でいやになる気分でした。

しかし、元旦を過ぎて年賀状が届くのも相手に失礼だし、ちゃんと個人個人に向けた手書きのメッセージも書きたいから、この年末は家にこもって書きまくろう!そう決意しました。

しかし、個人ごとにメッセージを書くというのは意外に難しく、多少はてきとうに力を抜いて済ませればいいものの、変にちゃんとしないと気がすまない私は、ちゃんと一人ひとりに向けてメッセージを書き続けました。

職場の人向けのメッセージは、普段交流のある人たちなので、比較的簡単に書け、すぐに終了し投函することができました。

問題なのは、得意先などの仕事関係の人に向けてと、友人に向けての年賀状。

得意先の場合は、まず言葉に失礼がないようにしなければいけないのと、ちゃんとその人に向けたメッセージになっているのか?ということを気をつけながら書いていかないといけません。

さらに友人も、まったく交流していない人も多いので、誰が結婚していて、誰が子供がいるのか?などを注意して書かないといけません。

結局徹夜をして仕事関係と友人に向けて年賀状を書き、なんとか投函しました。

年明けの仕事始めの日、社長から私に呼び出しがかかりました。

「何かの手違いだとは思うんだが、こういうのはまずいよねえ」

何のことかとたずねると、なんとある友人に向けて「はやく結婚しろよ!」というメッセージを書いたつもりが、得意先の重役に向けて書いて出してしまっていたのです。

「あの人は結婚していたからシャレで済んだけど、同じ会社の重役の○○さんは50歳を過ぎて未婚だから、そっちに書いていたらシャレではすまなかったぞ」

その未婚の重役の方にも書いていたので、心臓が爆発しそうなほどヒヤヒヤしてしまいました。

今後は余裕を持って準備をしたいと重います。